生活シーンに合わせた紫外線ケアを!

 

皆さんは普段どのような紫外線ケアをしていますか?

だんだん日差しが強くなってくるこの時期に、ぜひ知ってほしい紫外線ケアについてご紹介します。ぜひ日常生活でも意識してみてくださいね。

紫外線とうまく付き合うために!
まずは知っておきたいメリットとデメリット

紫外線に当たるとあまりよくないイメージがありますが、実はメリットもあります。紫外線のメリットとデメリットを知って、うまく対応していきましょう!

①メリット

紫外線は3種類あります。

UV-C:オゾン層に吸収されて、地表には届かない紫外線。

UV-B:オゾン層に吸収されますが、一部は地表に到達し、私たちのカラダに悪影響を及ぼします。炎症・シミの原因となるもの。日焼け止めに記載してある「SPF」がこの紫外線を防ぐ効果を示しています。

UV-A:皮膚の奥深くまで到達する紫外線です。真皮にあるコラーゲンなどを破壊し、シワ・たるみなどの原因になります。日焼け止めに記載してある「PA」がこの紫外線の防ぐ効果を示しています。

私たちにとってメリットのある紫外線は「UV-B」。当たり過ぎは良くないですが、日差しの弱い朝など15分だけ日光に当たることで、食事だけでは補いきれないビタミンDを皮膚でたくさん作ってくれます。

また細胞分裂を促してくれるという作用もあり、お肌のターンオーバーを正常にしてくれます。

適度な日光浴は幸せを感じさせてくれるホルモンが分泌されるため、日光を浴びること、特に朝日を浴びることは、精神的にもメリットがあります。

②デメリット

15分程度の日光浴はおすすめしますが、長く浴びると日焼けや光老化をもたらします。

光老化とは、しわ・くすみ・たるみなどを助長することであり、すぐに症状が現れるというわけではなく、長年蓄積されてしわ・くすみなどをもたらします。

では私たちはどのように紫外線と付き合ったらいいのか、紫外線ケアについてご紹介します。


シーン別、紫外線ケア

お家で過ごす場合は、紫外線を反射・散乱させてお肌を守る紫外線散乱剤を使用したミネラルパウダーファンデーションをおすすめします。ただし最近では、紫外線がカットされる窓もありますので、そのような場合は塗らなくても大丈夫です。

通勤やショッピングなどの場合は、SPF20、PA++程度の日焼け止めでOK。そして、大切なのがウォータープルーフである必要はないということです。ウォータープルーフはお肌への刺激が強く、落とすには専用クレンジングも必要なので、使う時はなるべくお肌にやさしいものを選びましょう。

最近は石鹸で落とせると書いてあるものも多いですが、実際に使用してみて「すっきりと落ちた」と感じるかどうか、肌感覚を大切にしてご自身に合うものを選んでみてください!

山登り、海水浴など朝から日没まで浴びる場合は、SPF50、PAで++++のウォータープルーフの日焼け止めがおすすめ。使った場合は、専用クレンジングできちんと落とすようにしてくださいね。

日焼け止めを使う時のポイント!

日焼け止めは汗で落ちてしまうため、どんな日焼け止めでもこまめに、2時間おきに塗り直すことが必要です。

また、日焼け止めを塗る時に、腕にこするように塗るとムラができてしまうので、一旦日焼け止めを手のひらで広げて、腕でパタパタと軽く叩くように塗り込んでいきましょう。

また顔も鼻や頬など、高いところは厚めに塗りましょう。そして以外と塗り忘れてしまう、デコルテ部分!ここは紫外線が当たりやすい場所でもありますので、必ず塗ってくださいね。

紫外線も日焼け止めも良いところや悪いところがありますので、生活シーンに合わせて、バランスよく選択することが大切です!本日ご紹介したことを参考にして、紫外線ケアをしてくださいね。

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