知ってる?腸の大切な役割。

   2022/06/28

腸内環境を良くすることでお通じがよくなり、その結果お肌もキレイになったりと、腸内環境を整える大切さを知っている方は多いと思いますが、その他にも腸とはどんな働きをする器官なのか、ご存知でしょうか。今回は腸の役割を簡単にご紹介します。

① 食べ物を消化して、栄養を吸収
腸には、食べたものに含まれる栄養素を吸収するという役割があります。吸収されなかったものは、大腸の中をゆっくりと進み、水分が吸収され、便として身体から排出します。

② 免疫力を保つ
腸は身体の中の最大の「免疫器官」と呼ばれており、体内に入ってきた病原菌やウイルスと戦い、排除してくれる器官でもあります。害のあるものを身体に入れないためにも、腸には免疫細胞が豊富に存在しています。

③ 第二の脳
腸には脳や脊髄の次に、多くの神経細胞が存在しており、独自の神経ネットワークが発達しています。脳の指令がなくても、活動することが可能なのが腸です。また腸の不調は脳に反映されて、脳が受けたストレスは腸に反映され、腸の不調に繋がるという悪循環を及ぼします。

腸の役割がわかったところで、次に腸内環境が悪かった場合、どのようなことが身体に起こるのかを見ていきましょう!


腸内環境が悪いとどうなるの?

腸内環境が乱れている場合、どのような症状が起こるのでしょうか。いくつかご紹介します。

① 免疫力の低下
腸内環境が悪くなると、腸に存在する免疫細胞に影響を及ぼし、免疫力が低下してしまいます。つまり、腸内環境を整えることはかぜや病気の予防にもなります。

② 太りやすくなる&肌荒れ
腸内環境が悪化すると、身体に必要な栄養素が十分吸収できなくなります。その結果、脂肪燃焼に必要なビタミンやミネラルなども吸収されにくくなるため、脂肪燃焼効率が悪くなり、代謝が悪くなったり、むくみやすい体になってしまいます。また、お肌にも栄養が巡らなくなるため肌荒れも引き起こします。

③ 便秘や下痢
腸の働きが悪くなってしまうと、排便を促すぜんどう運動に支障をきたします。そのため、便秘や下痢を繰り返してしまうことがあります。

明日から「腸内環境」を意識してみよう!

腸は身体にとって重要な器官であり、腸内環境を整えることは健康を維持するためにも大切な行為です。では、どのようなことを意識したらいいのでしょうか。ここでは簡単にできる「腸活」についてご紹介します。

① 腸活に効果的な食事を意識する
ビオメディでも何度かご紹介していますが、腸内環境を整えるのに最適な食事はヨーグルトや納豆などの「発酵食品」。善玉菌といった腸に良い働きをしてくれる細菌は3日間しか生息できないため、毎日の食事に摂り入れることをおすすめします。

② 朝起きたらコップ一杯のお水を
朝起きたらコップ一杯のお水が効果的です。お水を飲むことで、腸の働きが活発になり、排便を促す効果があります。また水分不足も便秘の原因となってしまうため、普段からお水は意識して摂るようにしましょう。

③ 良質な睡眠をとるように心がける
睡眠時間が短いと体内リズムが乱れてしまい、自律神経の働きを乱します。その結果腸内環境が悪くなり、腸内環境の悪さは睡眠の質も低下させてしまうという悪循環を引き起こします。睡眠時間の確保や、寝る前はスマホを触らないなど、質の良い睡眠を心がけてみましょう。

腸内環境について、今まで意識してこなかったという方はぜひ明日からできることを始めてみてください。身体の中からキレイを目指しましょう!

また、食事から摂り入れられる美腸レシピをブログで公開しています。簡単に作れて、おいしいものばかり!ぜひご家庭で作ってみてください。下記は一部のレシピです。ブログでは他にもレシピを公開していますので、ぜひご活用ください!

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