【ヨガ】気持ちが明るくなるYoga[Spring 2024]
自律神経が乱れやすい春におすすめ。インド古来より伝わる、呼吸が楽になるポーズ。
春は気温や気圧の変化、生活環境の変化も伴い心も体もバランスを崩しがち。
自律神経の乱れなど、様々な不定愁訴が現れることがあります。
自分の体の変化や状態にも気づきやすい時期。
重だるかったり、無気力に気づいた時に、気持ちが明るくなるラクダのポーズをしてみましょう。
肩や胸が開かれ、呼吸が楽に感じられるでしょう。
準備
- うつ伏せになり両手を重ねて枕を作る。両足は伸ばし、つま先同士をつけ、かかとは自然に外に。この状態で深呼吸を数回繰り返し、体に意識を向けます。
- 膝を折り曲げ腿裏を意識。
- コブラのポーズで背筋を意識。
やり方
- 額を床につけ両手を胸の横へ。両足をそろえて伸ばします。
- 両膝を曲げて両足首を外側から掴みます。腕が足で引っ張られるように胸を開き、呼吸を整えます。
- 吸う息で膝を伸ばす様に足を後方に引いていく力を利用して上半身を持ち上げ、足全体を同時に床から持ち上げて、お腹だけが床に付いた状態でキープし3回~5回ゆっくりとした呼吸をします。吸って胸を開き吐いてリラックスしましょう!
- 吐く息でうつ伏せの姿勢に戻りながら、最初の準備ポーズMakarasanaで休みます。腹筋や背筋の筋力を意識して、胸を開く事を最優先にしましょう。2セット~3セット繰り返し、背中側の反応やポーズの余韻を味います。
- 最後は背中を丸くしながらBalasana子供のポーズで呼吸を整えます。
注意とポイント
上体を心地よく反らせる事で腎臓機能や腸の調子、消化管全体を調整します。膝は閉じようとすればするほど太もも全面の筋肉が鍛えられますが、無理の無い範囲で行いましょう。
※妊娠中、高血圧、心臓の異常、不眠症の人、脊柱に問題がある人は行わないこと。
教えてくれた方
インド政府公認ヨガ講師Yoga Bindu Kaoriさん
心身の健康を最前に保つYogaを追求・実践し続け、22年(指導歴10年)プライベートレッスンを中心にオンラインでヨガクラスを開催。自 分らしくWell-beingを高めるYogaを提供している。