水分不足は老化につながる?
今回は水分の上手な摂り方についてご紹介します。
水分不足になると熱中症を引き起こしてしまいますが、体内の水分が少なくなることで、シワやたるみといった美容にも関係してきます。どの飲み物が良いのか、どのようなタイミングで飲んだ方が良いのかをご紹介します!
カラダの水分量は年々減っている?
実は私たちのカラダは、生まれた時が一番水分量が多く、年を取るとともに徐々に減っていきます。
赤ちゃんのときは80%あった水分量も20~35歳ごろには65%、40~50歳は55%、60~80歳は50%に!年を重ねれば重ねるほど、こまかな水分補給が必要になってきます。
夏は汗などで水分を失いやすいため、意識して水を摂ることが大切。体内の水分が減ると冒頭でも述べているように、シワやたるみといったことも引き起こします。また、肌の乾燥や細胞の劣化、代謝の低下、血流の悪化をもたらします。
1日に失われる水分は約2.5Lと言われており、補うべき水分も約2.5L必要。食事で、私たちは約700~1000mlの水を補っていると言われています。だから飲み物で補うべき量は1日1200~1500ml。
このくらいであれば、意識することで飲めそうですよね(^^) こまめに飲んで、体内に水分を蓄えましょう。
良質な水分補給のポイント★
①ドリンクの種類
水分補給といっても、水やお茶、炭酸飲料やジュースなど多くの種類がありますが、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
飲み物はジュースや甘い炭酸系のものは糖分が入っているため、お控えください。基本的には水や無糖のお茶がおすすめです。また、運動をする時には経口補水液を1本持参するといいですよ。スポーツドリンクもいいのですが、糖分が入っているため飲みすぎはNG。経口補水液だと、味の変化で自分の身体の脱水状態を把握することができます。通常、経口補水液の塩分濃度は0.3%程度。飲むと少ししょっぱさを感じるのですが、もし「無味」または「甘い」と感じたら「かくれ脱水」の可能性が高いです。
その時は経口補水液をたっぷりと飲んでください。また水も硬水・軟水、そして最近ではよく無糖の炭酸水も見かけますよね。それぞれメリット・デメリットがあるのですが、重要なのは1つに絞って飲み続けないこと。どのドリンクもまんべんなく飲むようにしましょう。
②飲むタイミング
飲むタイミングはのどが渇く前です。
「のどが渇いた」と感じたときはすでに体内の水分量のうち約2%の水が失われています。のどが渇いたと感じる前に飲むようにしましょう。次に飲むべきタイミングをご紹介します(^^)
↓ ↓ ↓
(1)起床後
寝ている間に水分は失われるため、朝の水分補給が大事。朝のお水1杯で代謝も良くなります。また白湯もおすすめ。
寝起きは一日のうちで体温がもっとも低く、胃腸も冷えています。朝食を取る前にゆっくり白湯を飲むことで、胃腸も活発になりデトックス効果もあります。
(2)食事の前
食事前に水分補給をすることで、胃酸が薄まらず、食べたものをしっかりと消化してくれます。またお腹が膨れるため、ダイエットの効果も!
ただし、食事を取る直前ではなく、食事を取る30分前に水分補給をするようにしましょう。
(3)お風呂の前後
お風呂の前後でも水分補給をしてください。入浴すると汗をかくため体内の水分が減ってしまいます。入浴後も水分を摂って、身体を潤しましょう。
(4)就寝前
寝る前にも1杯を。寝ている間、私たちは汗をかいています。睡眠中に汗と呼気から失われる水分は約500mlといわれており、多いときでは1Lにも!
水分を摂らず寝た場合、夜間熱中症や脳梗塞といったリスクも高まりますので、寝る前の水分補給は必ず行ってください。
コーヒーなど利尿作用のある飲み物ばかりを飲むと、身体にとって必要な塩分も排泄してしまいます。そうすると体内の水分バランスが崩れることに。
人間には腸内リズムがあり、午前中は排泄の時間で、体内に溜まった老廃物などを外に出す時間となります。
例えば、午前中は利尿作用のある飲み物を飲んで、午後は水を飲み、水分を体内に蓄えるようにするのもいいですね。
飲む温度は基本的には常温がいいですが、今の時期だと暑い外は冷たいものを、冷房の効いた室内では温かいものを飲むことをおすすめします。
また一度に大量の水分を摂ってしまうと、水分バランスが崩れ、かえって体調不良を引き起こしてしまいます。こまめに飲むことがポイント!
いかがだったでしょうか。水分を適切に取ることは美容にも繋がりますので、この夏はこまめに水分補給することを意識してみてくださいね。
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