私たちに身近な菌のおはなし[Winter 2022]
肌の常在菌も免疫力を高めてくれる
腸内細菌だけじゃない!
肌の常在菌も免疫向上に欠かせない存在
皮膚の免疫とそのチカラ
私たちの肌は細菌やウィルス、花粉、ハウスダストなどから守ってくれる大切な役割があります。
その中でも肌の常在菌は、バリア機能を保つために欠かせない存在です。
そんな常在菌ですが、実は肌の免疫とも深い関係があるのをご存じでしょうか?
免疫が正常に働かない場合におこることで、一番良く知られているのがアレルギーです。
アレルギーは、本来身体に害のない物質にも免疫が過剰に反応してしまうことで発症します。
これは、免疫機能がエラーを起こしているということです。
エラーの原因は様々ですが、近年の研究で、皮膚常在菌の作る物質が不足したときにも、免疫機能がエラーを起こしやすくなることがわかっています。
腸内細菌が免疫力向上に大切なのは周知の事実となりつつありますが、肌の常在菌もかかわっていることはまだほとんど知られていません。
洗いすぎ、殺菌のしすぎで、常在菌は簡単に死んでしまい、どんどん数が減っていきます。
減った後に、元の数に戻るまでには8時間程度かかると言われています。
その8時間の間にまた洗われたり殺菌されたりすると、本来いるべき数に戻れなくなり、常在菌の数が足りない状態になります。
「常在菌の数が減ったら、肌の免疫力も下がる」。ぜひこのことを忘れずに、洗いすぎ、殺菌のし過ぎに気を付けてください。
ビオメディ ベビースキンミルク
ビオメディ ベビースキンミルクは「母から子に受け継がれる乳酸菌」を約40億個配合した、ボディ用ミルクです。
出産時に産道を通じて赤ちゃんに受け継がれる「クリスパタス菌」は、アレルギーの発症を抑えることが報告されており、子供の肌を強く健康に育てるために欠かせない大切な存在です。
出産後、赤ちゃんは母親から受け継いだ菌と、外部から取り入れる菌で独自のスキンフローラを獲得していきます。
この時に、より多様で有用な菌をたくさん取り入れることが、健康な肌づくりの第一歩となります。
また、クリスパタス菌は大人の女性にとっても大切です。この菌はか加齢とともに減少していくことが研究により分かっています。
保湿とともに補充することで、健康素肌を維持するのを助けます。
■内容量 100ml
■初回定期購入 2,805円(税込)