お酒の飲みすぎは、肌荒れの原因に!?

 

12月はイベントが多く、ついつい飲みすぎてしまうこともあると思います。飲みすぎた翌日、肌の調子が悪いなと感じたことはありませんか。

その肌荒れはたまたまではなく、お酒が原因かもしれません。今回はそんな「お酒と肌荒れの関係」についてご紹介します。


飲みすぎるとお肌に悪い?

お酒を飲みすぎた翌日に肌の調子が悪いと感じた経験はありませんか?お酒による肌荒れの症状は人によって異なります。

ニキビやぶつぶつができたり、乾燥してかゆくなったり・・・ではなぜこのような肌荒れが生じるのでしょうか?

その理由は「肝臓」にあります。

アルコールで肝臓が大忙し!

アルコールは肝臓で分解・吸収されるのですが、お酒を飲みすぎると肝臓を過剰に働かせることに。その結果、機能を低下させたり、免疫力を下げてしまうこともあります。

また、食事に含まれている脂質を分解するのも肝臓のしごと。アルコールの分解で肝臓が忙しい場合は、脂質の分解は後回しに!

すると、分解しきれなかった脂質が皮脂の分泌を増加させ、ニキビや吹き出物といったブツブツを誘発します。

お酒の飲みすぎがニキビや吹き出物の原因になることをおわかり頂けましたでしょうか。次にお酒を飲んだあと、なぜお肌が乾燥しやすくなるか原因をご紹介します!


お肌のカサカサは水分不足が原因?

アルコールには利尿作用があります。飲みすぎると、実際に飲んだ量以上の尿が排出されてしまうため、カラダが脱水症状の状態になります。よって、お肌の乾燥を引き起こす結果に。

また、お肌のうるおいは成長ホルモンにも関係があり、質の良い睡眠は成長ホルモンを促します。

アルコールが抜けていない状態では、ぐっすり眠ることはできません。そうなると成長ホルモンの分泌が低下し、翌朝お肌がカサカサということもあります。

飲みすぎた後のケアはしっかりと!

イベント続きのこの12月にお酒を控えることはできませんよね。そんな方のために、飲みすぎた後のお肌のケアをご紹介。

水分補給はしっかりと。
先ほどお伝えした通り、アルコールには利尿作用があります。そのため、お酒を飲んでいる合間や飲んだ後には、水分をしっかりと補ってください。

お酒の量やペースを調整
人によってアルコールを分解する速さは変わってきます。肝臓で分解できないまま、次々とアルコールを摂ってしまうと、脂質が分解されずニキビの原因に。

ゆっくり飲むようにすることで、肌荒れ予防となります。

遅くまで飲みすぎず、睡眠時間をしっかりとる。
お肌をキレイにする成長ホルモンは睡眠の質が重要です。遅くまで飲んだり、飲み潰れてそのまま寝てしまうと睡眠の質が低下。二日酔いにもつながりますので、よく眠れるように心がけましょう。

念入りに保湿ケアを!
飲みすぎた日や翌日の洗顔後には必ず保湿ケアをしてください。エッセンスミルクリームをお顔全体になじませた後は、手のひらでやさしく頬を包みこむようにして浸透させると、保湿力アップ!

お酒を飲みすぎたときは、翌朝後悔しないためにも、ぜひやってみてくださいね。

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