人と菌~洗いすぎ美容を卒業しよう! 乾燥・ゆらぎが気になる大人肌に、ビオメディが伝えたい“守るスキンケア”~美肌菌のBioMedi

   2026/05/18

BioMedi 菌研究ブログ

肌のために一生懸命やっていることが、実は肌にとって負担になっている。そんなことがあります。たとえば、朝も夜も強い洗浄でしっかり洗う。ざらつきが気になるたびに角質ケアをする。肌が不安定なのに、新しい美容成分を次々に重ねる。どれも“美しくなりたい”という前向きな行動です。けれど、肌の生態系という視点で見ると、少し立ち止まりたくなる習慣でもあります。

洗いすぎを見直すことは、美肌菌を甘やかすことではありません。肌の上には、清潔さとうるおいの間でバランスを取りながら生きている常在菌がいます。必要な汚れは落としながら、美肌菌がすごしやすい皮脂膜やうるおいまで奪いすぎない。そこに、大人の肌に必要な“守るスキンケア”の入口があります。

皮膚には常在菌がいます。皮脂、汗、角質、水分、pH、免疫反応などと関わりながら、肌表面の環境をつくっています。ビオメディは2016年の誕生以来、肌の健康を守るために「常在菌との共生」を大切にしてきました。自身の持つ常在菌を活かすために、過剰なケアを避け、シンプルなお手入れで肌を守る。この考え方は、近年のスキンマイクロバイオーム研究の流れとも重なります。

菌研究から見えてきたこと

もちろん、汚れを落とすことは必要です。メイクや日焼け止め、酸化した皮脂、外気の汚れをそのままにしておくことは、肌にとって心地よい状態ではありません。問題は、落とすことそのものではなく、落としすぎることです。洗浄力、摩擦、回数、温度、洗顔後の保湿不足。これらが重なると、角層のうるおいを守る力がゆらぎ、肌が乾きやすく感じられることがあります。

最近のマイクロバイオーム化粧品の研究では、化粧品が皮膚常在菌に与える影響をどう評価するか、どのような処方がマイクロバイオームフレンドリーと言えるのかが議論されています。pH、防腐剤、界面活性剤、香料、油分、水分、成分の組み合わせなど、製品全体の設計が肌環境に関わります。つまり、「この成分が入っているから菌ケア」と単純に言える時代ではありません。大切なのは、処方全体として肌にどう向き合うかです。

引き算のケアを試してみよう

40代・50代の肌は、若い頃に比べて乾燥やハリ不足、季節の変わり目のゆらぎを感じやすくなります。この時期に、強いケアを増やして肌を急かすと、かえって肌が疲れて見えることがあります。大人肌に必要なのは、攻め続けることではなく、まず守ること。うるおいを逃がさない。摩擦を減らす。洗いすぎない。肌が不安定な日はケアを引き算する。こうした地味な習慣が、結果的に肌をすこやかに見せる土台になります。

ここで、誤解してほしくないことがあります。「シンプルケア」とは、何も考えずに少ないものだけ使うことではありません。シンプルにするためには、むしろ考え抜かれた処方が必要です。水分だけでは乾く。油分だけでは重い。美容成分だけでは肌は守れない。肌表面のうるおい、油分、角層、常在菌の環境を考えながら、毎日続けられる形に落とし込む。そこに、ビオメディがこだわる“ナチュラル&サイエンス”があります。

明日からできる小さな実践

今日からできる「洗いすぎ美容の卒業」は、とても簡単です。朝の肌が乾いている日は、ぬるま湯中心にする。クレンジングは急いでこすらず、摩擦を減らすために量をしっかりと使う。洗顔後は時間をあけずに保湿する。タオルは押さえるだけ。肌がピリつく日は、美容液や角質ケアをお休みする。これらはどれも華やかな美容法ではありません。でも、肌の生態系を守るためには、とても理にかなっています。

菌研究が教えてくれるのは、肌は単なる“表面”ではないということです。そこには、見えない菌たちと、角層と、うるおいと、日々の生活が重なった小さな世界があります。スキンケアは、その世界を力ずくで変えるためのものではなく、整いやすい環境をつくるためのもの。洗いすぎをやめることは、手抜きではありません。肌を信じるための、賢い選択です。

明日の朝、洗面台の前で少しだけ思い出してみてください。今日の肌に必要なのは、足すことか、守ることか。肌を変えようとする前に、肌が整う場所をつくること。そこから、ビオメディの考える“人と菌の美容”は始まります。

洗いすぎ美容を卒業することは、何かを我慢することではありません。むしろ、肌にとって本当に必要なことを選び直すことです。たくさん塗る安心感、しっかり洗う達成感、強い成分を使う期待感。そうした気持ちは自然なものです。けれど大人の肌には、頑張る美容より、続けられる美容が合う日もあります。

ビオメディが伝えたいのは、肌の弱さではなく、肌が本来持っているしなやかさです。常在菌と共にある肌は、毎日小さく揺れながらも、整う力を持っています。その力を信じるために、洗い方をやさしくし、保湿を丁寧にし、余計な摩擦を減らす。たったそれだけでも、鏡を見る時間は少し穏やかになります。美容は、肌を攻める(責める)ものではなく、自分をいたわるためにある。そのことを思い出せるケアこそ、ビオメディがしたい毎日のスキンケアの提案です。

肌に何かを強く与えるものではなく、肌と菌が自然に働ける余白を残すこと。毎日の洗い方、保湿、摩擦の減らし方を少し見直すだけでも、美肌菌を意識した暮らしは始められます。

このブログが少しでも皆様の肌の健康のお役に立てることを願って。

執筆:岡本鏡子

よくあるQ&A

Q1. 洗顔は少ない方がよいのですか?

A. 回数だけで決めるより、肌状態と洗浄力のバランスを見ることが大切です。メイクや日焼け止めはきちんと落としながら、こすりすぎや長すぎる洗顔を避ける。美肌菌ケアでは、清潔にすることと守ることを両立させます。

Q2. 角質ケアはしない方がよいですか?

A. 必ずしも悪いものではありません。ただし、乾燥や赤み、ひりつきがあるときに頻繁に行うと、肌のバリアに負担になることがあります。大人のゆらぎ肌では、美肌菌がすごしやすい環境を守るためにも、やりすぎない判断が大切です。

Q3. 洗いすぎをやめると、何が変わりますか?

A. すぐに劇的な変化を約束するものではありません。ただ、うるおいを奪いすぎない洗い方、摩擦を減らす拭き方、乾く前の保湿を続けることで、肌が落ち着きやすい条件が整いやすくなります。美肌菌を守るケアは、毎日の小さな積み重ねです。

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参考文献・参考資料

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・Chia J. et al. (2026) The Skin Microbiome Revolution: The Science and Challenges of Pre-, Pro-, Post- and Synbiotic Skincare. Cosmetics. https://www.mdpi.com/2079-9284/13/1/43

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・Prajapati S. K. et al. (2025) Microbiome and Postbiotics in Skin Health. Biomedicines. https://www.mdpi.com/2227-9059/13/4/791

・Zeng M. et al. (2025) Prebiotic Oligosaccharides in Skin Health: Benefits, Mechanisms, and Applications. Antioxidants. https://www.mdpi.com/2076-3921/14/6/754

表現上の注意:本記事は研究知見を一般向けに解説するものであり、特定の疾患の治療・予防や、製品による医薬的効果を示すものではありません。

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